登録販売者ってどんな資格？

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登録販売者とは

登録販売者とは

登録販売者とは店舗で医薬品が販売できる資格です。

医薬品は薬事法で大きく分けると
要指導医薬品、１類、第2類、第3類

に分類されてます。
登録販売者はそのうちの約90％を占める
第2類と第3類を扱うことができ、
ドラッグストア業界で需要が増えている資格です。

今回は以下のような疑問に答えていきます。

登録販売者の資格取得は難しい？

登録販売者難易度
合格率	40%〜50%
勉強時間	150〜200時間
偏差値	45

• 登録販売者試験の合格率は2021年度は平均49％。
• 試験内容は1〜5項目の分野がある。
  第1章：医薬品に関する特性と基本（20問）
  第2章：人体の働きと医薬品　　　（20問）
  第3章：主な医薬品とその作用　　（40問）
  第4章：薬事関係法規・制度　　　（20問）
  第5章：医薬品の適正使用安全対策（20問）
  計120問
• 全体の70％以上の正答が必要。
  （合格120問の出題なので84問の正答が必要）
• 足切りあり。全ての5項目で35％〜40％以下の
  点数だと足切りで不合格。
• 毎年合格率は下がってきているが、しっかり勉強を続ければ合格できる国家資格の中では難易度は低い資格。

※会社によっては社内で無料のセミナーを行っている場合もあります。

登録販売者の資格の将来性

登録販売者の資格は将来的に市場価値の高い資格だと断言できます。理由は以下の通りです。

• 主な働き先となっているドラッグストア業界が成長市場であるため
• コンビニやホームセンターなどの小売店でも医薬品販売のため登録販売者の求人を出している
• 学歴に関係なく取得可能

株式会社東京商工リサーチ

TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ 東京商工リサーチが長年蓄積してきた企業情報、倒産情報および公開情報等に基づき、独自の視点に立った分析をレポートにまとめて発表しています。

なぜドラッグストア業界が成長市場なのか

2022年の動向ではドラッグストア業界の売上はここ
10年で約1.5倍となっており、小売業界の中でも毎年成長を続けている数少ない業界です。

医薬品や化粧品は利益率が高いためスーパーやコンビニなどの小売店よりも日用品を安くでき、集客に繋げています。

さらに新型コロナウイルスの影響も追い風になり、
マスクやアルコールなどのウイルス対策関連品の売上が伸びた事によりコロナ禍でも成長しています。

また、薬剤師や登録販売者などの専門性の高い販売員により競合他者との差別が取れていて、他の小売業に持っていない武器を持っている言えます。　

以上の理由から登録販売者の資格はドラッグストア業界で勤務するのであれば業界が成長し続ける以上は需要が無くなることがなく将来性も高いと考えられます。

日本ドラッグストア協会の予測では
2030年までに売り上げ13兆円、店舗数35000店舗まで増えるとされています。

• 全国ドラッグストア総売上高13兆円（152％）
• 全国ドラッグストア総数35000店舗（161％）
• ドラッグストア薬剤師4万人（185％）
• 医薬品登録販売者　育成　18万人（215％）

https://www.dgs-on-line.com/articles/1804

日本チェーンドラッグストア協会

業務内容

登録販売者の業務内容は主に以下の通りです。

まとめ